• No : 1991
  • 公開日時 : 2022/04/19 20:44
  • 更新日時 : 2023/03/02 13:24
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「アメリカ」の入国に必要な渡航書類、入国条件を教えてください。

回答

 詳細につきましては、ご自身にてご利用の航空会社公式ホームページ、厚生労働省及び外務省海外安全ホームページ、在日米国大使館と領事館が提供する最新情報を必ず確認ください。
※2023年2月28日時点の情報です
 
 
 
1、日本出発前
日本からアメリカへの渡航者は以下の条件を満たしている必要があります。
 
【ワクチン接種を終えられている方(2歳以上)】
 以下項目全て
【ワクチン未接種の方(2歳以上18歳未満)の場合】
 以下項目①以外
 
①ワクチン接種証明書の提示
【承認されている新型コロナウイルスワクチン】
■米国食品医薬品局(FDA)が認可したワクチン
・ファイザー、モデルナ(いずれも2回接種)
  ジョンソン・アンド・ジョンソン(1回接種)
■世界保健機関(WHO)が緊急使用リストに掲載したワクチン
・アストラゼネカ、シノファーム、シノバック(いずれも2回接種)
 
■アメリカ入国時にワクチン完全接種とみなされる要件
・有効なワクチンを2回以上(ジョンソン・アンド・ジョンソンは1回以上)接種していること
・2回目(ジョンソン・アンド・ジョンソンは1回目)の接種より2週間以上経過していること
 
【認められるワクチン接種証明】
■QR コード付きワクチン接種証明書、デジタル・パス
・例:英国 NHS COVID パス、EU デジタル COVID 証明書等
・紙/電子いずれも可
 
■印刷されたワクチン接種記録/証明書
・例:CDC 接種記録カード等
・国、地方自治体又は認可されたワクチン提供機関によって発行されたもの
 
■ワクチン接種記録/証明のデジタル画像
・例:QR コードのない携帯アプリ等
・公衆衛生当局、政府機関、又は認可されたワクチン提供機関からダウンロードされ たもの
 
■接種証明に記載が必要な事項
 ・旅券その他渡航文書と一致する人定事項(少なくとも氏名と生年月日)
 ・ワクチン接種記録の発行機関名
 (例:公衆衛生当局、政府機関、認可されたワクチン提 供機関)
 ・ワクチンの製造元
 ・ワクチン接種日
 
※ワクチン接種証明提示義務の例外※
・18歳未満の子供
・ワクチン接種に医療上の禁忌がある者
・特定のワクチン治験参加者
・COVID-19ワクチンの接種に対する医学的禁忌が文書化されている人
・人道的または緊急の理由により例外規定の適用が認められる者
いずれも必要書類を用意し、提示する要件から除外されていることを証明する必要があります。
 
◆例外に当てはまる場合は、以下の点について、宣誓書での同意が必要となります。
・米国到着後3-5日以内にコロナ検査を受けること
・入国後の検査結果が陽性の場合、または、COVID-19の症状が出た場合は、丸5日間は自己隔離(self-isolate)し、陽性となった日または症状が出た日から10日間は他者と接する場合はマスクを着用すること
・米国に60日以上滞在する場合は、米国到着後60日以内または適切な時期に速やかにワクチン接種するための手配が済んでいること
 
②宣誓書の提出
フライト出発前に宣誓書へサインが必要です(2歳以上)。
日本の空港で利用航空会社に提出します。
 
③米国CDCへの旅行者情報提供
コンタクトトレーシングフォームへの記入を行い、WEB登録もしくは日本の空港で
搭乗手続きカウンターに提出が必要です。
 
④ESTAの申請
90日以下の短期商用・観光の目的で渡米しようとする日本国籍の方は、ESTAの申請・認証が必要です。
 
 
2、アメリカ出発前
2022年9月7日以降、ワクチン3回目接種済みであることの証明書(ワクチン接種証明書)を保持している場合は、出国前72時間以内の検査証明の提出が不要となります。
 
有効と認められる新型コロナワクチン接種証明書は、以下の(1)から(3)までの条件を満たしている必要があります。
 
(1)各国・地域の政府等公的な機関で発行された接種証明書であること
・政府又は地方公共団体発行の「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」
・地方公共団体発行の「新型コロナウイルスワクチン予防接種済証」
・医療機関等発行の「新型コロナワクチン接種記録書」
・その他同等の証明書と認められるもの
 
(2) 氏名、生年月日、ワクチン名又はメーカー、ワクチン接種日、ワクチン接種回数が(日本語又は英語で)記載されていること
 
(3)以下のワクチン(ワクチン名/主なメーカー)のいずれかを3回以上接種していることが分かること
・コミナティ(Comirnaty)筋注/ファイザー(Pfizer)・ビオンテック(BioNTech)・復星医薬(フォースン・ファーマ)
・コミナティ(Comirnaty)RTU筋注/ファイザー(Pfizer)・ビオンテック(BioNTech)・復星医薬(フォースン・ファーマ)
・スパイクバックス(Spikevax)筋注/モデルナ(Moderna)
・バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注/アストラゼネカ(AstraZeneca)
・コビシールド(Covishield)/インド血清研究所
・ジェコビデン(JCOVDEN)筋注/ヤンセン(Janssen)
・コバクシン(COVAXIN)/バーラト・バイオテック(Bharat Biotech)
・ヌバキソビッド(Nuvaxovid)筋注/ノババックス(Novavax)
・コボバックス(COVOVAX)/インド血清研究所
・Covilo BBIBP-CorV 不活化新型コロナワクチン(ベロ細胞)/シノファーム・北京生物製品研究所
・コロナバック (CoronaVac) 新型コロナワクチン(ベロ細胞)不活化/シノバック
・コンビディシア(CONVIDECIA)/カンシノ・バイオロジクス
 
※ジェコビデン(JCOVDEN)筋注/ヤンセン(Janssen)及びコンビディシア(CONVIDECIA)/カンシノ・バイオロジクス(CanSino Biologics)の場合は、初回接種に限り、1回の接種をもって2回分相当とみなします。
※1-3回目で異なる種類のワクチンを接種した場合も、有効と認めます。
 
ワクチン接種証明書を所持していない場合は引き続き「出発前72時間以内の出国前検査証明」の提示が必要となります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_vaccine.html
 
 
3、日本到着後
<ファストトラックでの入国について(FAST TRACK)>
成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港、新千歳空港、那覇空港より入国する方は ファストトラックでの入国手続きの施行運用が開始されています。
 
「ファストトラック」を利用することで、入国時空港での検疫手続きを一部簡素化するものです。
以下より必ずご利用ください。
 
■質問票Webの事前登録
※ファストトラックを利用できない方向け
https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp/#/
 
 
 
※主な引用元
外務省海外安全ホームページ
 
厚生労働省ホームページ
 
在日米国大使館と領事館ホームページ
 
※上記の条件は随時変更となります。
ご旅行中に変更となる可能性もございますので、ご自身で必ず最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
 
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