詳細につきましては、ご自身にてご利用の航空会社公式ホームページ、厚生労働省及び外務省海外安全ホームページ、在スペイン日本国大使館が提供する最新情報を必ず確認ください。
1、日本出発前
日本からスペインへの渡航者は以下の条件を満たしている必要があります。
1.スペイン保健省に登録した情報を証明する書類(ワクチン接種証明書、陰性証明書、回復証明書のいずれか)
(注意:スペイン語、英語、仏語、独語のいずれかで記載されている必要があります。紙媒体又は電子媒体が認められています。)
(1)新型コロナウイルスワクチン接種証明書
ア 有効期間
ワクチンの最終接種日の14日後から270日以内。
18歳未満については270日経過後も有効。
ブースター接種をした場合は、ブースター接種日当日から有効。
イ ワクチンの種類
最後に接種したワクチンが、欧州医薬品庁又は世界保健機関によって承認されたものであること。
ウ 記載事項
(1)氏名、(2)ワクチン接種完了日、(3)接種したワクチンの種類、(4)接種したワクチンの回数、(5)発行国、(6)証明書発行機関
※12歳未満は同行する親族が所持していれば証明書は不要
※12歳以上18歳未満であり有効なワクチン接種証明書を有しない場合、到着の72時間前に実施された核酸増幅検査(RT-PCR方法又はそれに類するもの)の陰性証明書の提出が必要
(2)新型コロナウイルス検査の陰性結果証明書
ア 次のいずれかの証明書が有効
・スペインへの出発前72時間以内に実施された核酸増幅検査(NAAT(PCR検査等))証明書
・スペインへの出発前24時間以内に実施された欧州委員会が認める迅速抗原検出検査(RAT)証明書
イ 記載事項
(1)氏名、(2)検査実施日、(3)検査機関の情報及び連絡先、(4)検査の種類、(5)陰性の結果
(3)新型コロナウイルスに感染した後に回復したことを示す証明書
ア 医療機関が実施する核酸増幅検査(PCR検査)又は迅速抗原検出検査による最初の陽性結果から少なくとも11日後の証明書が有効
イ 証明書の有効期限は、最初の陽性結果が得られてから180日間
ウ 迅速抗原検出検査は、2021年10月1日以降に実施されたものであり、EUの保健安全委員会が有効と認める検査であること。また、医療専門家又は検査資格のある者によって実施されたものであること。
エ 記載事項
(1)氏名、(2)最初に陽性結果が得られた検査の実施日、(3)検査の種類、(4)旅行者が新型コロナウイルス感染症から回復し現時点で感染力がない旨の記述、(5)発行国に関する情報を含む必要がある
オ 証明書がEUデジタル証明書又はそれに相当する証明書でない場合、検査結果の証明書も提示しなければならない。
2.申告書
国外からスペインに入国する全ての者は、スペインに向けて出発する前に、スペイン保健省の専用ページ又は専用の無料アプリ「SPAIN TRAVEL HEALTH-SpTH」に表示されるフォーマット(注:人定事項や健康状態を問う内容)に電子的に記入し、提出する必要がある。
また、同フォーム上には、スペインへの入国条件に応じて必要とされる証明書(ワクチン接種証明書、陰性証明書、又は治癒証明書)の情報も入力する必要がある。
提出後、QRコードがメールで送付され、出発地での搭乗時及びスペインへの入国時に提示を求められる。証明書本体も提示を求められるので、必ず携行すること。
2、スペイン入国後
出発前にスペイン保健省の専用ページ又は専用の無料アプリ「SPAIN TRAVEL HEALTH-SpTH」に表示されるフォーマット(注:人定事項や健康状態を問う内容)に電子的に記入し、提出が必要。
(提出後、QRコードがメールで送付され、出発地での搭乗時及びスペインへの入国時に提示を求められる。証明書本体も提示を求められるので、必ず携行)
3、スペイン出発前
「出国前72時間以内に検体採取した検査の陰性結果の証明書」の準備をお願いします。
有効な検体、検査方法等の定められた項目が記載された検査証明書のみ、
有効と取り扱いますので、下記要件をよくご確認ください。
有効な出国前検査証明書について
・対象者:日本人を含む全ての入国者(子供も検査証明書をご取得下さい)
・検査方法:以下のいずれかに限り有効
1.核酸増幅検査(Nucleic Acid Amplification Test)
■PCR法(Polymerase Chain Reaction)
■LAMP法(Loop-mediated Isothermal Amplification)
■TMA法(Transcription Mediated Amplification)
■TRC法(Transcription Reverse-transcription Concerted reaction)
■Smart Amp法(Smart Amplification process)
■NEAR法(Nicking Enzyme Amplification Reaction)
■次世代シーケンス法(Next Generation Sequence)
2.抗原定量検査(Quantitative Antigen Test(CLEIA/ECLEIA))
※抗原定性検査ではない
※「Throat (swab/smear)(咽頭ぬぐい)」の検体名や、「Rapid antigen(test/kit)(迅速抗原検査)」の検査方法など、日本では認められていない検体名や検査方法の記載で無効になる証明書が見られるので、取得の際は現地の医療機関に十分に確認をお願いします。
・検体採取方法:以下のいずれかに限り有効
■鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)
■鼻腔ぬぐい液(Nasal Swab)
■唾液(Saliva)
■鼻咽頭ぬぐい液・咽頭ぬぐい液の混合(Nasopharyngeal and Oropharyngeal Swabs)
・有効な検査受検期間:出国前72時間以内に実施した検査の陰性証明書の提出が必要です。
・医療機関:特に指定なし
・証明書タイプ:紙(写しを含む)、電子媒体どちらでも「検査証明書へ記載すべき内容」が満たされていることが確認できる場合は有効
・証明書言語:英語
・提示・提出場所:出発空港での航空会社チェックイン時と日本入国時に検疫所でご提示ください。
有効な検査証明書が提示できない場合は、検疫法に基づき、日本への上陸が認められません。
4、日本到着後
■質問票Webの事前登録
■スマートフォンのアプリ3種類のインストールと設定
入国時に検疫職員がスマートフォン及びアプリの確認を行います。
保護者同伴であっても、13歳以上の方はスマートフォンの所持が必須。
スマートフォンをお持ちでない方は、入国前に、空港内でスマートフォンをレンタルしていただくことになります。
レンタルにかかる費用は入国する方の自己負担となります。
■検疫措置を遵守する旨の誓約書の提出
<ファストトラックでの入国について(FAST TRACK)>
成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港より入国する方は ファストトラックでの入国手続きの施行運用か開始されています。
これは、日本に入国する前に MySOSアプリ上で検疫手続きの一部を事前に済ませることで、入国時空港での検疫手続きを一部簡素化するものです。
※主な引用元
外務省海外安全ホームページ
厚生労働省ホームページ
在スペイン日本国大使館ホームページ
※上記の条件は随時変更となります。
ご旅行中に変更となる可能性もございますので、ご自身で必ず最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。